運動療法 上級問題

不正解　解説：運動中に低血糖が起きた場合は、まずは速やかにブドウ糖や砂糖など吸収の早い糖分を摂取します。クッキーやおにぎりは脂質やたんぱく質を含み吸収が遅いため、初期対応には適しません。

不正解　解説：個人差はありますが、50歳以上で中等度の運動強度の目安は、脈拍でおおよそ80〜100/分程度です。100〜120/分はやや強めの運動強度になることがあります。

不正解　解説：筋肉は動かすことで代謝が大幅に上がり、安静時の十数倍のエネルギーを消費します。運動によるエネルギー消費は血糖コントロールにも効果的です。

不正解　解説：80kcalを消費するためには、一般的に早歩きで約20分程度が必要です。散歩程度のゆっくりした歩行では、80kcal消費するにはもっと時間がかかります。運動強度によって消費カロリーは大きく変わります。

不正解　解説：激しい運動によってストレスホルモン（アドレナリンやコルチゾール）が分泌され、一時的に血糖値が上昇することがあります。

不正解　解説：レジスタンス運動は筋肉量を増やし、基礎代謝を高めることで脂肪燃焼を促進します。そのため脂肪量の減少にも効果が期待できます。

不正解　解説：心拍数が急激に上昇する場合、心臓に負担がかかるため、運動強度を下げることで安全を確保できます。

不正解　解説：神経障害により足の感覚が鈍くなるため、ケガや感染症のリスクが高まります。適切な靴選びと足の観察が重要です。

不正解　解説：両方の運動を組み合わせることで、インスリン感受性の改善や体脂肪の減少効果が高まり、より血糖は低下しやすくなります。

不正解　解説：夜間の運動は翌朝まで血糖値の低下が続くことがあるため、夜間の低血糖リスクに注意が必要です。